先輩社員紹介

D・J

入社年：2020年
採用：新卒入社
職種：画像検査システム開発

学生時代の学びをより広く、深く。
エンジニアリングとして成長を感じています。

トップエンジニアリングに入社した理由を教えてください。

東海大学工学部で光・画像工学科を専攻しており、培った経験や技術を活かした仕事をしたいと考えていました。少しニッチな分野で選択肢がとても多いというわけではなかったのですが、トップエンジニアリングの会社説明会や面接で希望する分野の仕事やお客様がいることを知り入社を決めました。派遣先が決まるまでは「本当に希望する仕事ができるのか」と少し不安でしたが、要望を反映していただいた結果、現在の画像検査システムの開発という現場を任せてもらえました。トップエンジニアリングにはとても感謝しています。

現在の業務を教えてください。

ものづくりに欠かせない画像検査システムの幅広い開発業務を担っています。画像検査システムとは、部品の欠陥などを見つけるプログラムのことです。「既存のシステムでは見つけられない傷を検出できるか調査して改善を図る」という設計書や仕様書のない段階から、お客様が使っているシステムの欠陥や課題を見つけて対処するという責任の大きな業務も私の仕事の一つです。

大学の勉強と今の仕事のギャップはありますか？

座学や実習、研究の内容などの過去の勉強が業務理解に通じることは少なくありません。ただ、それでも業務を行うなかで学ぶことが非常に多いと感じています。例えば、大学ではプログラムなどの技術を中心に学んでいましたが、画像検査システム開発においてはカメラや照明の種類や高さ、位置の調整といった「環境づくり」がとても大切で、少しでも位置が不適切だと見つけられるはずの傷も見つけらなくなったしまうリスクが高まってしまいます。そのため、ある意味どの工程よりも時間が取られるケースがあります。また、プログラミングの環境も現在は専用のツールを使っており、現場に配属されてからイチから学び直しました。決してこれまでの経験は無駄ではありませんが「大学での経験があるから有利」という認識は、少し改めた方がいいのかもしれないですね。

トップエンジニアリングで活躍するために大切なスキルはありますか？

一言では言い切れませんが「適切に状況をまとめて伝える力」は、多くの現場で必要な力だと思います。私の場合、お客様の既存のシステムでは「傷が見えるかどうか分からない」という状態でスタートし、仮に見えた状況の情報を分かりやすくまとめて説明します。そのうえで「見える状態」を再現することが求められます。このように顕在化した課題や開発したシステムについてお客様に対して意思疎通を図ることも、エンジニアにとって重要なスキルだとトップエンジニアリングに入社して気付きました。このようなスキルは現場で試行錯誤を繰り返すのはもちろん、トップエンジニアリングも月に1回程度の研修で「ロジカルシンキング」も鍛えてもらえるのでとても役立つと思います。

今後の目標について教えてください。

技術的には、現在使用しているアプリ以外のツールや言語を使えるようになりたいです。あとは環境づくりも研鑽したいですし、検査に必要な最適な時間を早く掴んで自分にとって最適なペースで仕事を進められる「時間づくり」もさらに向上したいです。興味のある分野で仕事をするなかで理解を深めると、さらに業務の幅が広がって面白くなります。トップエンジニアリングに入社して自分なりの仕事に対する向き合い方に気付きました。